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ここ
ほとんど嫌な虫がいない
それがこのキャンプ場に設営して
最初の感想だった。
何せここに来るまでは
アブやヤブ蚊に悩まされとにかく
色んな対策を講じてきたものだ。
内陸部の高いところでは気温35℃だった。
一方でこのキャンプ場ときたら…
アッパーで28℃
標高のある水辺でしかもこの日は
湿度もさほどなくこのキャンプ旅では
指折りのコンディション
気を良くして、普段ならば
ジョニ赤ハイボールのスタートのところ
ジョニーウォーカースペイサイドオリジン
でのスタート
あぁぁぁんまい!
下界の暑さですっかり消耗した身体に
染み渡るジョニーは今季一番の美味さ
山形のスーパーで購入した
大好物すいかの子っこ
このメーカーのが大好きで何年も
これを目指して山形のスーパーへ
足げく通ってきた。
塩分を欲していたのもあるけれど
美味い!
「あぁ最高だ」
北秋田 妖精の森キャンプ場を後にして
向かったのは、奥入瀬渓流経由の田沢湖
湖畔沿いのルートは広葉樹のトンネルが
別世界の涼しさを届けてくれたもの。
国道103号から案内に従いキャンプ場へ
キャンプ場内のルートはダートに変わる。
頭上は広葉樹の屋根に覆われ
柔らかく届く木漏れ日が差し込む
森の中という極上の空気感
『宇樽部キャンプ場』
これがこのキャンプ地の名前
駐車場からは見上げるこの位置
階段を登って建物に入ると
雑然とした田舎のキャンプ場の
管理棟内を想像していた私の想像を
心地よく裏切ってくれた。
お洒落な雰囲気の売店一体型の管理棟
受付は先客が一組、待っている間に
薪の種類(広葉樹かどうか)を確認し
安堵した。
ランドリー付きのシャワー棟などもあり
長期連泊や旅の中継地としての機能も
万全のようだ。
サニタリー棟、炊事棟共に
管理は万全で炊事棟には
いくつものゴミ箱が並び
それぞれにゴミ種別の案内が付き
分別にも困らない素晴らしい配慮
この日は平日でさほど混み合ってはいないと
受付時そんな話を聞いたのだが
人気の湖沿いはテント及びタープが
立ち並び数メートルほどの隙間が
1、2箇所残っている程度。
これは困ったと、付近のキャンパーさんに
挨拶がてらどの辺に設営したら良いか尋ねてみる。
こんな時は、自分より知る人に聞くのが一番だし
無用な隣人とのトラブル回避にもなる。
すると、湖岸の隅から隅まで引率案内してくれた。
「何と親切な方か」
この辺ならと頂いたアドバイスの場所に
荷物を降ろすことに。
当然、設営にはかなり工夫が必要だった。
全面車乗り入れ可能なフリーサイトだが
奥に設営する人の通路の確保をしながら
決して広くはない隙間に我が家の
荷物を一式入れるのは難しい。
そこで初めてのPEPOのクロスフレームを使用し
サイド連結を試みることに…。
タープポールペグ位置は
1m下の湖の浜辺というウルトラCだった。
全体的に傾斜地なのと
木の根の張り出しが多くあるため
ピシっと綺麗には張れてはいないが
途中、テント見せて下さいと見学に来た方もいて
この地のキャンパーさんとの
コミュニケーションを取りながら
楽しい設営となった。
ロケーションは最上位
十和田湖を堪能するキャンプが
こうして始まった。
最低限とは言え、いつもの荷物を
こじんまりとまとめて配置したタープ下は
我が家らしいキャンプリビング
こむぎは水辺が好きなようで
私達と同じ景色を楽しんでいる。
水面の標高400m
最大水深326.8m
景色の破綻は微塵もなく
全サイト木陰という夏のキャンプには
余りある好条件に違いない。
そりゃあ人気があるわけだよなぁ
腹ごなしのアテを済ませ
生ホルモンでキャンプを盛り上げて行く。
キャンプ猫こむぎはと言うと…
しばらくの間、湖畔の景色に
見入っていたと思ったら
冒険心に取り憑かれたかの様に
1m下の湖岸を遊びつくしている。
十和田に訪れる夕暮れ
ほんのりと空が赤らみ
もともと静かな波音もいつしか
消えて無くなって行く。
このタイミングでランタンの火入れと
焚火の火入れをし
夕凪に静まる湖面をただただ
楽しむ時間が訪れた。
夕刻にチェックインのキャンパーさんが
後ろの方で設営に励んでいたりする以外に
音はほとんどなく
この地にいるキャンパーさんの
マナーの良さの賜物の様な夜。
焚火の音とグラスの氷の音を楽しめるキャンプ。
山もいいけど湖畔は湖畔で極上だ。
ただ、これほど人の多いキャンプも
随分と久し振りな気がして少々落ち着かない
気もしたけれど…。
閃光の様な朝日に翌朝は起こされた。
こむぎが朝食を摂る音が聴こえ、安心の朝
猫連れキャンプを始めて以来
目を覚ました瞬間、こむぎの姿があるかどうか
先ずそんな意識が働くようになっている。
湖面の写り込みが素晴らしい
正に夏の朝
一泊だけでこの地を後にして
良いものだろうか?
そんな名残惜しさに
後ろ髪引かれる朝の景色
夜のうちに小物の片付けは
済ませてあるので
各種ファニチャーとテントタープのみ
撤収となれば40分程でこのサイトと
さよならする事になる。
だからと言うわけではないけれど…
時間をかけてこの地の余韻を
身体に刻みこむ、そんなコーヒータイムにする。
名残惜しく片付けの合間にこむぎの相手をしていると
うちの直前にチェックインの手続きをしていた方から
「もしかしてこむぎちゃんですか?」
そう声をかけられた。
これは宇樽部キャンプの印象に残るひと時の一つ
設営時に親切に案内をしてくれた
直ぐ後ろのキャンパーさん
我が家のサイトを見学に来てくれた
三つ隣のキャンパーさん
そしてこむぎを知っているこの人。
キャンプ旅をしているとどうにもならない
疎外感のような物を感じる瞬間がある
それはもちろん地元民ではないからなのだが
特に人の多いキャンプでは、そんな怖さが
往々にしてあるわけだが
そんな緊張を吹き飛ばしてくれるのは
いつだってその地で同じ時を過ごす
キャンパーさん達だった。
今回もそんなキャンパーさん達のお陰で
この地のキャンプを存分に楽しめたなぁ
そんな実感と共に名残惜しさが消えて行く。
「さぁ撤収するとするか」
ただ、この頃から小さいながらも
悩みが一つ増えた。
「私、絶対に帰らないから!」
断固たる決意でカラになった
テントに居座り撤収を妨害し続ける
キャンプ猫こむぎの姿を見始めるようになった。
それがキャンプ
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Source: 今日もどこかで野遊びを…
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