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キャンプ旅の始まり
北に行こうか西を目指すか
さて、どうしたものか?
一週間前に確認した週間予報では
初夏の高気圧ど真ん中という予報だったので
躊躇なく予約を入れてしまったのが災いし
裏磐梯が旅のスタート地点だった。
一週間が経ち蓋を開ければ予報は正反対
「今年はこればっかだなぁ」
愚痴をこぼしても予報はもちろん変わらない
こうなるとキャンセル料をかけてまで
目的地を変えるほど愚かにはなれず
雨の中の到着、設営となった。
キャンプ地は休暇村裏磐梯キャンプ場
結果としてここが旅の始まりとなる
実はこの時点ではまだ旅のプランは
できあがっておらず
仮に北に抜けるならば山形秋田方面
素直に考えれば西の新潟がセオリーとなる。
天気予報はどちらも五分五分といったところ
ひと昔前ならば裏磐梯と言えば
ほとりの遊びば一択だっただけに
新たなキャンプ地の開拓ともなると
心が踊るものだがそれは予約時点迄の話
雨風の悪天候に気分は上がらずお疲れ気味の
スタートだった。
そんな鬱蒼とした気分を変えてくれたのは
キャンプ猫こむぎだった。
ちょっと目を離した隙に
「ちょっと何してるの君!笑」
A型のPEPOの屋根に駆け上がっては
滑り落ちを繰り返しているではないか!?
初めは虫か何かを見つけて登ったのだろうが
虫はおらず繰り返し遊んでいる
つまり…滑り台 笑
この瞬間、さっきまでの鬱蒼とした気持ちは
一瞬で消え誰もいないキャンプサイトには
頻繁に笑い声が響くこととなった。
この子のように雨キャンプを楽しまなきゃな
設営も完了し、よくよく見れば
雨キャン好適地に違いないと
思えるようになった。
水溜りを避けるため大きな唐松に囲まれた
なだらかな丘部分に拠点を作るのは
フリーサイトにおける雨キャンセオリーだが
こうしてみるとどう考えても一等地
気温は低く蒸しているわけではないが
設営後、温泉入浴を済ませたので
火照った体にビールが染み込んでゆく。
こうなると止まぬ雨音が心地良くなるから
キャンプはやめられない
「やっぱりここに来て良かった」
俄然やる気も出て焚火に火入れを行うと
こむぎは自分のチェアに佇み
火に見入る。
「何よ?」
キャンプ猫として育てているわけだが
こむぎのキャンパーとしての資質を
当キャンプ旅では度々垣間見る事になる。
この辺で、休暇村裏磐梯キャンプ場を
簡単に紹介しておこうと思う。
広大な草地フリーサイトメインのキャンプ場
車の乗り入れが可能なエリア(BDEF)と
(D地区のみ区画あり)
それができないエリア(C)構成となっている。
Dサイトは平坦な場所が多く取られ
一応杭のような物で曖昧ながら区画割がされていて
裏磐梯を象徴する磐梯山が顔を覗かせる
開放的なロケーションの良さがある。
場内は主に左回りで一方通行となっており
D地区が終わると水遊びコーナーとされる
小川が現れる。
一方通行なので、ルートを道なりに進むと
次に目に入るのは私達が拠点としたF地区となる。
D地区E地区は比較的平坦な芝地といった雰囲気だが
F地区は大きな唐松が多く勾配があり
一部林間サイトにもなっている。
風などの影響も少なそうなので
天候の良くない雨天時はここ一択という
印象を我が家は持った。
F地区炊事棟は給湯設備はなく
いささか老朽化が目立つ印象だが
水の出が非常に良く灰捨て場も設置
ひときわ大きく垂直に立つのは
ハート型の葉が美しいカツラの木
その向こう側にはログ作りのサニタリー棟
トイレ自体は簡易水洗ながら
管理は隅々まで行き届いていて
清潔、ウォシュレットは未設置
(D地区トイレには完備)
手指消毒液も設置されている。
一つだけ難点に感じたのはサニタリー棟までの
ルートが雨の日はぬかるみが多い点
それを想定して渡り板が設置されているのだが
機能していない場所もあり
暗くなりヘッデンの明かりだけで歩くと
泥にハマってしまう人もいるかも知れない。
サニタリー棟側からサイトを見ると
この景色となる。
風情ある唐松林間の景色は
何やら野営感に満ちていて
絶妙なワイルド感に
自分が上級者になったような
そんな雰囲気気分を味わう人が
多いのではなかろうか
有名キャンプ場に今更のこのこやってきて
いいキャンプ地だなぁと
当たり前の感想になってしまうのは悔しいけれど
もっと早くに来ておくべきだったと
率直に思ったもの。
夕刻はグッと気温が下がり
焚火の熱がありがたいくらい
こんな雰囲気の中の雨焚火は
不思議に贅沢な気分になるもので
普段なら暗くなるまで手を出さない
アイラシングルモルトを思わず
手に取ってしまった。
鳥の声が唐松の林間に響き渡っている。
周波数の高いキビタキやウグイス
シジュウカラのさえずりに混ざって
遠くからカッコーの声が耳に届いた。
カッコーは普段のキャンプ地で
耳にする事はほとんどないため
この声が聴けた瞬間いつも思う事がある。
あぁ山奥に来た と。
メジャーな野鳥なだけにTVドラマの
効果音などで頻繁に耳にしてきたけれど
私にとっては自然との一体感を
感じさせてくれる声でもある。
妻に言うと…托卵するから
(人間の感覚で言うと)ずるい野鳥だけど
鳴き声はいいね とのこと。
身もふたもない返答だった 笑
ちなみに随分と前の話だが
カッコーの鳴き声を近距離で聴いた事があるが
耳を塞ぎたくなるほどの大音量である。
遠くに聴こえるくらいがちょうど良い。
そんな他愛ない会話を聴きながら
こむぎは寝床に落ち着き
私達も22時を待たずに就寝とした。
明けた朝
ようやく雨も止み
明るい朝に迎えられた。
雨と晴れ、選ぶなら
当然晴れを選ぶに決まっているけれど
雨キャンプでしか味わえない風情という物もある。
特に唐松は雨が似合う
乾燥撤収ができるなら
連泊のキャンプ旅は実はどちらでも
楽しめると、そう思った。
旅の始まりの地
休暇村裏磐梯キャンプ場を雨で満喫
それがキャンプ
これより新潟を目指す。
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Source: 今日もどこかで野遊びを…
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