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急遽、目的地の変更を余儀なくされ
秋田県を目指すことにした。
時間の余裕はない。
何せ第二の目的地迄は3時間もかかるのだ。
仙秋街道を抜け高速を使い現地到着は
ぎりぎり16時台
日没までの時間は僅かだった。
駐車場からテン場迄の距離がかなりあって
幕の選択を完全に間違えていた事を知った。
何せ車幅と同等の尺のあるBAHARI-4を
100m以上運ばなければならなかった。
急遽の場所変更が招いた最大の不幸だが
花びらの散りかけた桜並木の最奥地を目指す
この往復は決して悪いものではなかった。
とにかく夕刻まで時間がないため
最も大きな荷物であるテント本体と鉄骨
そして今夜必要となる最低限の荷物
クーラーボックスとランタン、食器と酒と
寝具類を手運びし残りはその都度
運んで行こうとそんな作戦だった。
設営を終え簡単な食事と
たった二杯のハイボールで
この日は二人とも撃沈する。
一夜明けて翌朝は野鳥達に起こされた。
僅かに残る桜にはヒヨドリ達が
戯れている。
手運びは相当きつかったけれど…
野鳥の声が響き渡り桜の花びらの絨毯に
彩られた無料のフリーサイトはとても雰囲気がよく
とても好感を持ったもの。
受付の時、一番最初に受付した方は
徳島県からやってきた人で5月一杯
ここにいる予定とあった。
「話聞いてみたいね」
単純な興味が湧き、機会を伺うのだけれど…
なかなか話しかけるキッカケが見つからないまま
時は過ぎて行く。
この日、楽しみにしていたのは
秋田市内の散策
買い物と合わせて目指したのは
薪ストーブ専門店 『薪林舎』
薪ストーブの展示の他に
所狭しとキャンプギアが並ぶ
お目当てがあったわけではないが
ファイヤーサイドの代理店なので
コッパーのシェラカップを見てみたかった。
若い店主と話しも盛り上がり
結局、ガラスのランプと小物を購入
普段、どちらかと言えば人見知りの妻が
酒でも飲んでいるかのように
上機嫌でフレンドリーなのは
これが旅の最中だから。
夕刻前にはサイトに戻り乾杯を…
何組かの入れ替えがあったようだが
概ね静かなキャンプ場
月山筍を焼いていると何やら見覚えのある
青年が私達のサイトにやってきた。
何と薪林舎の彼だった。
ランプの箱が見つかったからと
わざわざキャンプ場まで届けにきてくれたのである。
購入は展示品だったため箱はいらないと
伝えていただけに申し訳ない気分になったが
感謝感激のひととき
お詫びの必要などないにもかかわらず
お店のステッカーをオマケで付けてくれた。
旅の極上のスパイスは思いがけない人の優しさに
現地で遭遇してしまうことに尽きる。
流行病が人との触れ合いを簡素なものに
変えている真っ只中だからこそ
胸に沁み入るこの出来事が何より良き思い出となっている。
早速、給油をしランプの点灯を行った。
このランプを灯すたびに
きっと私達は感謝を持って彼の厚意を思い出す。
「秋田もやっぱり最高だ。」と。
翌日は雨の朝
コケのフィールドには所々水溜りができていた。
その水溜りに桜の花びらが集まっている。
春と初夏が混ざり合い何とも言えぬ
風情を感じるここは
太平山リゾート公園 ピクニックの森キャンプ場
白樺があり焚火が似合う芝とコケのフィールド
その白樺越しに見える美しい稜線の山
降ったり止んだり晴れたり曇ったり
いつしか雨音の中に笛の音色が混ざっていた。
耳をすまして聴くと昭和の歌謡曲のようだ。
小一時間ほどの間に10曲以上の
レパートリーに妻と二人驚きを持って
耳を傾けたもの。
普段のキャンプならばお隣のスピーカーから
流れてくる音楽はたいてい趣味が合わず
雑音にしかならないものだけれど…
この笛の生音は、雨音と混ざり
不思議と心が落ち着く二人だった。
フリーサイト最奥地のテントから
それは聴こえてきている。
「あの人だ」
それは徳島から5月一杯ここに滞在するあの人のテント
唐揚げを作り過ぎた事を口実に
勇気を出して接触を試みることに。
す る と…
九州を皮切りに竹笛を作りながら自転車旅を
しているとの事だった。
3月終わりにスタートをし日本海沿岸を
北上の最中、新潟で緊急事態宣言となり
行き場所を失ってしまい
やっとの事で探し当てたのが秋田の
このキャンプ場だったとか…
ここに辿り着くまでどれほどの苦労苦難が
あったかは想像に難くない。
日本一周の自転車旅
男性ならば少年時代に夢見るものだが
それを行動に移す人は多くない。
お勤めを終えた定年後にそれを実行に移す
その体力と計画性は賞賛に値するものと思う。
唐揚げの御礼に二本の竹笛を頂いた。
九州と新潟の竹でそれぞれ手作りしたものだという。
普通の人ならドレミファソラシド全ての音を
出すまで三日かかると言われたけれど
30分程で音は出せるようになった。
その後はその自転車の方を笛の先生と呼び
先生が自転車で出かける度に
「先生行ってらっしゃい!」と
お声がけが出来るようになった。
秋田最終日
重量のあるBAHARIー4は乾燥撤収し
ビッグアグネス&TATONKA3TCに
わざわざ張り替えを行なった。
昼から焚火を楽しみ過ごす
最後の時間は特別な満足感で満たされていたもの
キャンプ場がどうだとか
景色が良いとか悪いとか…
普段気にかけているキャンプにおける満足感とは
明確に違うこのキャンプの素晴らしさ
その主人公は人であり
人こそが最大の満足と思い出である事を
しみじみ噛み締めたものだ。
キャンプブームは今や頂点を迎え
テントが張れる場所にはどこにだって
人がいるのが当たり前となった。
一方で人と関わり合いを薄くする事が
推奨される世の中では、風邪をひくと
白い目で見られるという狂った世界である。
本来、人との関係は消毒だとか社会距離だとかを
抜きに何か心で通じ合うものではなかろうか?
人と関わり「このやろう」と思った次の瞬間
その人の優しさに触れファンになるなんて
往々にしてよくある事。
キャンプシーンの急激な変化を憂う人は
人で嫌な思いを沢山したのだろうけど
人との関わり合いは本来喜びと笑顔を原点におきたい。
コミュニティの垣根はコミュニケーションで超えられる。
そんな事を考えさせられた
昨年の三本の指に入る良きキャンプだった。
帰りの道すがら立ち寄ったのは
錦秋湖
雪解けの水がダム湖満杯溜まりこの時期
1ヶ月間だけ見ることのできる貴重な景色
その水没林は見事過ぎて今年は別な地の
水没林を楽しむキャンプとなった。
それが2021年GW
メイストームに二代目TATONKA1TCが
破れ去った。
それがキャンプ
にほんブログ村皆様の励ましにいつも感謝しております!
Source: 今日もどこかで野遊びを…
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